北川由美花三十六歳。夫と結婚してから十年目を迎えた年。とあることがきっかけでアダルト作品に出演することになる由美花。幼い頃より体の発育がよく中でも胸の成長が顕著に現れて、中学にあがる頃にはCカップではきつい位にまで成長していて、思春期時は男女問わず好奇の目に晒されて生活する事になる。その頃から視線にとても敏感になり見られていると意識すると下腹部の辺りが熱を持ち始め次第に意識がぼんやりとしていくことが増える。そのまどろみは強く自我を保とうとしなければどこまでも続いていき、人や物にぶつからなければずっとふわふわと漂うシャボン玉の様に漂っていた。その気分の正体がわかったのは高校に入って初めての夏だった。入学してから数ヶ月がたち期末試験も終わり高校初の夏休み。初めての彼氏が出来る。その頃は周りの視線を感じても謎の高揚感はある程度コントロールすることが出来るようになり生活に支障をきたすことはほとんど無かった。そして、初めての彼氏と破瓜を迎える。思ったよりも出血は無かった。それよりも挿入った瞬間に感じた感覚が今まで感じていたあの高揚感であることが分かり自分は視られている事で感じていたのだと知った。感じていたものの正体が分かりそれを深く感じていくといつまでもどこまでも感じようとして抜け出せなくなってしまう程に求めてしまう自分がいることに気づく。彼とのSEXでそれを求めたとき普段の自分からかけ離れた振る舞いから引かれてしまい、そのままその彼とは終わってしまった。そして自分の性欲が人よりも強いことを知る。そのことがきっかけとなり特定の彼氏というものを作らず、どうしても抑えきれなくなったらセフレで満たすという生活を続けてきた。そして社会に出て数年後。今の夫と知り合う。結婚してからもやはり自分の性欲は夫の熱量とかなりの開きがあり満たされない欲求と格闘しながらも幸せに過ぎていた。しかし、十年目の年。夫から自分のその性欲について言及された。隠し続けてきたがやはり隠しきれるものでもなかった。意を決して自分の体質のことを相談した結果思いがけない答えが返ってきた。夫自身では全て満たすことは出来ないがそれを溜め込んでしまう状況は作りたくない。そういうとその全てを満たす条件がひとつだけあると一本のDVDを差し出してきた。それは綺麗に着飾った女性が恥も外聞も捨てただただ性交に没頭する映像AVであった…
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