「金メダル確実」との呼び声が高い新体操界の女王・小森ミキ。恋人の晃との結婚も意識し、何もかもが順調だった矢先に試合中に靭帯を痛め、世界選手権大会を目前に入院を余儀なくされる。自暴自棄になったミキは晃のプロポーズを受け入れ、現役引退を決意するが、時を同じくして入院していた元新体操コーチの風間は、ミキに諦めないように説得する。最初はいぶかしく思っていたミキだが情熱に押され、いつしか風間の練習メニューをこなし、再び大会を目指す。結婚よりも新体操を選んだミキに、再び振り向いて欲しい晃は、風間の身辺を調べ始める。すると、かつての教え子がドーピングで棄権し、彼も体操協会を追放されていた。
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