俺は(丈太郎)、テレビの熱血教師に憧れ教師になった。学園で俺は教師として必死に働いていた。俺のやり方に理解を示していた学園長が病に倒れ、療養生活に入った。その後を引き継いだのは教頭の汀杏子だ。俺が理想としていた教育は、汀教頭の進学率第一という教育方針の前にもろくも崩れ去った。俺はヤル気をなくし、今では学生にも馬鹿にされる駄目教師となった。その日は、不手際から学園長室に呼び出され、汀教頭が指導する五人組の女教師達に叱責を受ける。授業中、学生に間違いを指摘され、その対応の悪さから、俺は学生に土下座させられてしまう。結局、俺は担任を外され、他の教師の授業を見学することになった。それは、俺から全てを奪い去る屈辱の日々の始まりだった…。
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