「先輩、相談があるんですっ」後輩の「神長亜樹」に、持ち込まれる恋の悩み。「羽根蒼芭」は、自分のことは差し置いて、相談された亜樹と意中の後輩である「菅家敦人」との橋渡しに奔走する自分。状況は、長く付き合う彼氏と結婚しようかどうかの段階。最近のマンネリと時折入る彼氏への女性からの連絡。持て余す不満を隠し、亜樹と菅家とを絡めての食事で、橋渡しのはずがハメを外すように潰れてしまった蒼芭。気付いた時に飛び込んできた光景は、朝日の差し込む自分の部屋と股間を剥き出しに寝ている敦人の姿であった…。気まずさを怒りで隠し、忘却の命令も憧れと思いで拒否ってくる敦人。こんなはずじゃなかったのにと自己嫌悪もけじめをきっぱりさっぱり付けようと呼び出した会議室。蒼芭は、だらしない顔で敦人に攻められるまま舌を絡めていた…。
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