シスター、ラビアンは、森の魔物を退けて先へ進む。原因不明の悪夢に心を乱されるラビアンであったが、胸に抱いた使命に奮い立ち、何とか気力を振り絞るのだった。「そうです。私の心は主とともにあります」辿り着いた村を徘徊する異形の村人たち。これが現実か夢か、次第に曖昧になっていく。それは着実に、彼女の心を蝕んでいくのだった。そこは、身体が蕩けるような快楽と、引き裂かれる苦痛が無限に続く世界。


シニシスタ 第二話 母と子


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