私三島は編集の仕事をしているサラリーマンです。重鎮作家から新人まで幅広く担当しております。今回は地方の某作家に社運をかけた作品を作って頂く事になり、出向いた時の話です。私実は新婚でして、社内恋愛で自分の後輩、奈津美といいます。結婚を機に仕事は辞めて、僕たちは毎日ラブラブで過ごしています。ですが、今回の地方出張、長くなりそうで、淋しく単身赴任と思っていたのですが、奈津美がどうしても一緒に行きたいと駄々をこねてしまい困っていました。ですが社運をかけた作品という事もあり、奈津美も元編集者、しっかり働き作品を挙げてこいと、同行の許可が出ました。私の先輩編集曰く、リアルを追求しすぎる作家で、かなり手強い人物だと聞いていたので、早々に出向き挨拶をした所、快く出迎えてくれました。ただ、お手伝いの女性が複雑な表情をしていたのが少し気がかりで…当社への作品は家政婦もの、しかもリアルな家政婦が必要と作家から申し出があり、やはりというか、奈津美を家政婦として置いてくれないかと言われました。仕方なく頷く私と奈津美。その日から、作家のリアルへの情熱で私は嫉妬と勃起に悩まされる事に…。
コメント