人気急上昇中のアイドル・伊集院さやかは一方で神の力を授かった御子として正義のために悪を討つ戦士・アフロディーテという姿を持っていた。彼女は不思議な力を持つバトンで悪人の心を浄化し、人間が持つ善の心を引き出すことができるのだ。しかし、そのバトンの力を使って世界を手にしようとたくらむ科学者・松戸は、アフロディーテを突撃取材した雑誌の情報を元に、彼女がファンだと公言する伊集院さやかを拉致する作戦に出るのであった。だが、さやか本人がアフロディーテだと知らない松戸の手下たちは、変身した彼女の強さに歯が立たず、急遽アフロディーテの慈愛の精神に訴えかけ、民間人を人質に取り、一瞬の隙をついて捕らえることに成功する。手下たちの拷問により傷つくアフロディーテ。バトンの力はアフロディーテにしか使うことはできないと知った松戸は、アフロディーテ自身を洗脳し、バトンの使い手として自分の支配下に置くことを画策する。洗脳マシンにかけられたアフロディーテは、自身の奥底にある眠っていた本能を刺激され、精神にわずかなゆがみを生み出してしまう。そして、何とか脱出した先で鉢合わせた、自身を拷問した手下を怒りのあまり殺害してしまうのだった。人を殺めたショックでさらに目覚めかけた本能は、性的な刺激により段々と表面に出るようになり、やがて清らかな心を持った愛と平和の戦士は、どす黒く歪んだ悪女へと変貌して行く…。【BAD END】
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