母一人子一人の母子家庭。夫の遺言により、どうしても息子を医者にしたい母・幸恵。父親譲りの才能もどこ吹く風、息子の成績は一向に伸びない。ある日やって来る受験ブローカーの片山に「このままでいったら間違いなく不合格です」と言われ、裏口入学の話を持ち込まれ葛藤する幸恵。夫との約束を果たす為に、息子の為に…迫り来る受験に不安が広がる。疲れ切ってしまった息子の寝顔を見ながら「母としてこの子を助けてあげたい…」意を決し、ついにブローカーにカラダを提供してしまう。屈辱の中苦悩する幸恵…。母の裏工作を知らない息子は、最後の追い込みとばかり補習合宿に出かける。何とか合格させたい幸恵はブローカーの送り出す男達に次々と抱かれ秘密の情交が続く。罪悪感に塗れながら必死にカラダを捧げる幸恵の心とは裏腹に、カラダは男達のものになっていた…。
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