ヒロインはどこまで私生活を犠牲にすべきなのだろう…錫城みゆきは悩んでいた。友達はスイーツを求め、愛する異性と旅をし、幸せな路を歩んでゆく。一人闘いの日々に置いてきぼりのみゆき。「そもそもアンタたちがいけないんじゃない…戦闘と訓練の毎日、休みなんて…ないんだから」そんなみゆきの心の“隙間”に眼をつけた者がいた。地下帝国【オリエンス】の女参謀長ガーベラ。こうして憎き翔華戦隊イーグルファイブを倒すため、紅一点のサブリーダー・イーグルブルーに対する包囲網は確実に、そして周到に狭められてゆくのだった…ある日、雨降る街角の雑居ビルで謎の女占い師に出会うみゆき。まるでその心のうちを読むかのように女子力の欠落を指摘されるみゆき。奨められたのは一本のリップ。今年の流行色でその名も『ジェラシック・レッド』。それを手にした瞬間からみゆきの運命は転がり始めるのであった…想いは空回りし、さらに深みへとハマってゆくみゆき。気がついたときには引き戻せないところに…ガンバレ負けるな!イーグルブルー![BAD END]
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