数年前に夫を事故で亡くした千幸は、生前の夫との思い出を拭えずに茫然自失の日々を繰り返していた。そんな母を不憫に思った息子の太一は、気分転換に温泉旅行に連れて行くことにした。その旅程、父が事故死した現場へ千幸を連れて行く太一。思い出との決別を意味し慰問させたつもりだったが、逆に千幸は深い邂逅に落ちてしまう。見かねた太一は、親子の関係を超えた愛情で千幸を救おうとした。……父が亡くなって以来、千幸の心を支えているうちに太一は千幸の事を、母ではなく女性として愛し始めていたのだ。


母子交尾 【三国路】


コメント

アクセスランキング