女王オリガの国を侵略したヴォルト率いる黒犬傭兵団は、『奉仕国家』の設立を宣言する。それは、国家に属するすべての女が男に性的奉仕をするという、正気を疑う内容だった。次々とヴォルトの毒牙にかかるクロエ、オリガ、アリシア、プリム…。六の砦でキッと北を睨むクラウディア。白の城・バルコニーで不安な表情を見せるセレスティン。その侵略は、もはや止めることはできないところまで迫っていた…。黒の塔・玉座の間で意識を取り戻したマイア。しかし彼女は、旧知の傭兵たちに代わる代わる犯されていた。薄れゆく意識の中で、かつて出会った頃のヴォルトを、頬を染めて見つめる自分の姿が浮かぶ…。再び意識を取り戻すと、今見た夢がマジックアイテムに映し出されていることに気づき、引きつる。ずっと秘めていた恋心を知られてしまい茫然のマイアを、当のヴォルトは犯し続ける…。


黒獣 柔肌に轟く蟲、猛り狂う野獣たちの夜編


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