拉致されたアカネは丸裸にされ、愛撫とは呼べない強引な指入れにうっすらと出血しながら精液を浴びせかけられる。ここまでは、アカネにあるのは恐怖のみで、快感はない。しかし自らの痛みと精液の汚辱で、自我崩壊の下地はできているはずだ。すかさず拘束具を取り出して、アカネの自由を奪い去る。拘束具といっても革ベルトで肉体を締め付けられているだけで、逃げることも可能なのだがアカネに潜在するマゾ性が、それを許さないのは読みどおりだ。拘束具の脇から、小さなバイブを滑り込まされた瞬間、アカネの息遣いがはっきり変わった。よし、もう頃合だ。最後の仕上げに、俺はアカネの前に立った。
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