敷地内に付属医大と看護学校を併せ持つ水野総合病院。佐伯希美はその小児科に勤務する看護士だ。結婚半年にも満たない希美だったが夫は単身赴任。その寂しさを年下の従弟・尾崎博人にちょっかいを出す事で埋め合わせる毎日だった。博人は父親の弟の子で、妹の裕美と二人、幼い頃両親を事故で失って以来希美の家に引き取られて姉弟同然に育ってきた。人妻となった今、夫以外で甘える事のできる唯一の相手なのだ。その博人が水野総合病院に入院してくる。ちょっとした検査入院らしい。その日の希美は昂揚した気分を抑えられずにいた。朝から人妻としてあってはならない妄想に浸るなど、女にとってやっかいな「精子が欲しくなる」孕み頃の日だったのだ。そして…希美は夜勤の巡回中に博人の病室を訪れるが、そこで覆面を被った二人組に襲われてしまう。「看護士なら患者を守らなきゃな」眠ったままの博人を人質にとられる形で、希美は組み伏せられ、女らしさが匂いたつ成熟した肉体を痕が残るまで嬲られる!「お願い、やめて!夫がいるの!それだけは許して!」夫に捧げたばかりの胎内に見知らぬ男の禍々しい男根が一気に割って入る。熱さ、形、大きさが桁違いのそれは、希美の女の部分を息もできぬ程みっしりと埋め尽くし、信じれない快感を刻みこんでいく…。やがてそれは忘れられない悦びへとつながっていく種となるのだった。膣内射精だけは免れたものの、男たちの精を浴び、絶望の底に沈む希美。一方で心の奥底でくすぶり始めた「精を受ける」事への渇望。希美は今、二度と帰れぬ肉欲地獄への道へ突き落とされようとしていた。
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