一年前夫と別居をした浅倉藍子は母一人子一人で平穏な暮らしをしている。二人の住むマンションは壁が薄く隣で男女が交わる声がよく聞こえてくる。毎日聞こえる喘ぎ声が息子・陽一の性欲を刺激するのには十分だった。異性への目覚めは当然のことである。しかし、陽一が恋慕の感情を持ってしまった女性は…母だった。
一年前夫と別居をした浅倉藍子は母一人子一人で平穏な暮らしをしている。二人の住むマンションは壁が薄く隣で男女が交わる声がよく聞こえてくる。毎日聞こえる喘ぎ声が息子・陽一の性欲を刺激するのには十分だった。異性への目覚めは当然のことである。しかし、陽一が恋慕の感情を持ってしまった女性は…母だった。
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