12月24日、キャンパスからいつものように大友康弘、酒井智輝、西郷晴樹の男3人で家路をたどっていた。康弘は今年のクリスマス、智輝は恋人と過ごすと思っていた。そして晴樹のある願いを叶える為、智輝を見送り晴樹とネオン輝く夜の街に繰り出した。晴樹にとっては自身の願いが叶い、最高のクリスマスイブであった。ただ智樹は彼らの後をつけていた。智樹は自らの行動に嫌悪感を抱き、ノンケの康弘が晴樹と付き合う訳はないと自分に言い聞かせていた。しかし遠くからでもはっきりと見てしまった。康弘と晴樹が指を絡ませ手を繋いだ瞬間を。絶望に打ちひしがれる智樹。そして彼のとった行動とは…。
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