敗戦後の東京、戦地から復員した男達の行き先は隅田川の川向こうにある玉の井遊郭だった。そこでは地方の田舎から売られた百姓の妻や、倒産した大店の美人女房、刺青をした極妻、戦争未亡人など三十路〜五十路の熟女たちが、性戯にたけた情の深く艶かしい情欲を繰り広げていた。遊女5人のそれぞれの悲話を織り込みながら描くエロいSEXシーンの数々。戦中派や団塊世代、四十代が待ち望んでいたドラマチックな浪漫文庫第3弾です。


日本藝術浪漫文庫 墨東熟女綺譚 玉の井女郎エレジー


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