エルスタイン王国…大陸の七つの国が群雄割拠する時代、二大国家「エルスタイン王国」と「ドミナス帝国」は長く戦闘状態にあった。炎に包まれる街を行進するドミナス兵士。ドミナス帝国は征服した土地の者を奪い、残虐な戦闘国家であった。一方、エルスタイン王国は、堅牢な城壁と王家に伝わる強力な防御魔法で領土が守られ、平和で豊かな生活を営んでいた。「エルスタイン王国万歳!エリーゼ様、万歳!!」エルスタイン王国の王女として生まれたエリーゼは、民を愛し、民から愛される理想の王女だった。幼い頃より公私に渡って仕える女騎士、アンナと共に幸せな日々を送っていた。しかしエリーゼには悩みがあった。理想の王女と本当の自分。そのギャップから来るストレスにより、やがて彼女は全てを曝け出したいという欲求を抱くようになる…。もっとスリルを、もっと刺激を、もっと快感を。国民の前で、自身の欲求がやがて現実のものとなってしまう。その様子をアンナが察し、魔術師バルドゥルを問い詰めるとエリーゼに掛けた魔法は身代わりがあれば解かれると言われ、その陰謀にはまってしまう。夜の城下町、裏路地の薄暗い酒場…奴隷に扮した女騎士アンナと、娼婦に扮した王女エリーゼが、民衆の前で醜態を晒しその身体を弄ばれてしまう。止まる事のない露出快楽を求めて続けてしまったエリーゼは、耐えられずに禁句である防御魔法の解除法を吐露してしまった。光が放たれた瞬間、国が滅びゆく姿に変わってしまう…。
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